モルデカイザーTOPへのカウンターピック【モルデカイザー対策】

未分類
スポンサーリンク

LOLの統計を見た時の勝率が51%だと「かなり強い」、52%だと「超強い・OP」という感覚になりますが、現行パッチの14.23まで数パッチに渡って52%越えの勝率を維持し続けているお化けチャンピオン「モルデカイザー」の対策について今回は書いていきます。以前もモルデカイザー対策の記事を書いたことがありますが、まだモルデカイザーのRスキルをクイックシルバーサッシュで解除できる頃のものだったので、最新版を書いていきます。

※パッチ14.23のモルデカイザーTOPの勝率(LOLalytics)

モルデカイザーの試合の流れ

  1. レベル5まで誤魔化しながらレーン戦をする
  2. リーライクリスタルセプターが完成すると一気にキルプレッシャーが高まる
  3. レーン戦、集団戦どちらもできる
  4. レイトゲームは役割は持てるがあまり強くない

1 パッシブスキルの影響でレベル1が強そうな感じがするが、実際はあまり強くない。ダメージをスキルに依存しているため、レベル2までの最序盤はむしろ弱い。

レベル3以降、Wスキルがある時は強いが、WスキルがCD中だったりゲージが溜まっていないと一気にトレード性能が落ちる。相手のチャンピオンにもよるが、基本的にモルデカイザーはWスキルがある状態でトレードをしたいため、どちらかというとショートトレードよりもオールイントレードが苦手。

ただし、レベル6以降はRスキルによってオールイントレードが非常に強力になる。

2 コアアイテムであるリーライクリスタルセプターとの相性が非常に良い。モルデカイザーはRスキル使用中に敵を倒しきりたいチャンピオンだが、クリセプが完成するとスロウ効果を付与できるため敵に張り付きやすくなる。

また、モルデカイザーはダメージ量をスキルに依存しているが、発生が遅くモルデカイザーのスキルは避けられやすい。しかしクリセプによるスロウ効果によってスキルを避けづらくなるため、そういった面で見てもクリセプは相性が良く、完成すると一気にパワーが上がる。

3 モルデカイザーはどちらかというとレーン戦がメインで、スノーボールを狙っていくタイプのチャンピオンだが、Rスキルで敵チャンピオンを1体戦闘から除外できるという唯一無二の性能を持っている。

ドラゴンやバロンを懸けた戦闘で敵JGをRスキルで冥界に連れていくことで、スマイト勝負に持ち込まれることなく味方JGが一方的にオブジェクトの獲得を狙うことができる。集団戦において、集団戦闘の強さという面で見た時の性能はあまり高くないが、オブジェクトの獲得という面で見た時の性能は高い。

4 基本的にレーン戦でキルを取ってスノーボールしていくことが勝利条件として設計されているチャンピオンなので、レイトゲームは弱め。Rスキルのレベルが上がってもCDしか短縮されずスキル自体の性能が向上しないことや、レイトゲームに向かうほどRスキル中に敵を倒しきることが難しくなることが理由だと思う。

モルデカイザーの射程

  1. AA 175
  2. P 375
  3. Q 675
  4. E 700
  5. R 650

3 中々長い。スキルの発生は遅いものの、ブーツがないと歩いて避けるのは難しい。

4 Qと同様にブーツがないと歩いて避けるのは難しい。当たるとそのままトレードに持ち込まれてしまう。

5 指定されてから0.5秒の猶予時間がある。警戒していれば十分見てから反応できるので、キャンセルできるスキルがあるチャンピオンを使っていればカウンターが可能。(フィオラWなど。)

モルデカイザーの攻撃パターン

  1. Q
  2. E→AA→Q→AA→AA…
  3. E→R

1 CDが短めなのでレーン戦中ひたすら撃ってくる。

1体だけに当たるとダメージが増加するため、注意が必要。

なるべく避けたいが、数撃ちゃ当たるという言葉もあるように、発生が遅いとは言っても全てを避けるのは普通の人には無理なので、ある程度はしょうがない。

2 E→AA→Qでパッシブが3スタック溜まるので、その後離れなければパッシブが発動した状態のモルデカイザーとトレードさせられることになる。

「E→Q」とEが当たる前提で置きQを撃ってくるモルデカイザーがいるが、相手がこのタイプだったら大チャンス。E→Qを避けたタイミングでトレードしに行けば、使っているのがタンクチャンピオンでない限り、まず負けない。

3 射程ギリギリでモルデカイザーのRスキルを喰らった場合逃げ回ることができるので、大体Eが当たったタイミングでRを撃ってくる。

モルデカイザーRを使われたら、スキルを避けながらダメージを返す意識が重要だが、E→Rのように接近した状態から冥界で戦闘させられる場合は、無理に距離を取ろうとするよりも、逆にぴったり張り付いた方がスキルを避けやすくなるので覚えておくと良い。

モルデカイザーTOPへのカウンターピック

※パッチ14.22モルデカイザーTOPの全ランク帯の勝率(LOLalytics)
※パッチ14.22モルデカイザーTOPのシルバーランクの勝率(LOLalytics)
※パッチ14.22モルデカイザーTOPのエメラルドランク以上の勝率(LOLalytics)

傾向として、オールイントレードが非常に強いチャンピオンが多い。

ショートトレード寄りのチャンピオンだとレベル6以降モルデカイザーRで強制的にオールイントレードをさせられて負けてしまうので、オールイントレードの強さが求められているのだと思う。

対面拒否できるチャンピオンも勝率が良い。こちらの場合、モルデカイザーにキルされてスノーボールされるという一番嫌な展開を避けられるので、レイトゲームになるほど有利になって勝てるのだと思う。

今回の記事から、1.初心者向け、2.上級者向け、3.個人的おすすめの3チャンピオンについて書いていく方式にしようと思う。

今回は

  1. ワーウィック
  2. ヴェイン
  3. ノクターン

について詳しく書いていく。

ワーウィック

TOPレーンでタイマンが強いチャンピオンといえば?と聞かれた時に真っ先に名前が挙がるであろう1体である。

  1. キーストーンはリーサルテンポ
  2. サモナースペルはフラッシュ+バリア
  3. スタートアイテムはドランブレード
  4. 初手はストライドブレイカー
  5. ブーツはマーキュリーブーツ
  6. タイマンはずっと勝てる

1 オールイントレードを最大限強くしていきたいのでリーサルテンポを選ぶ。

征服者やプレスアタックもなしではないが、ワーウィック自身にAS上昇効果があるのでリーサルテンポと相性が良いし、最大値を考えた時におそらくリーサルテンポが一番強い。

2 他にもオールイントレードが強いチャンピオンはいるが、ワーウィックの特に優れている点はモルデカイザーRの効果時間が終わるまで耐えられることだと思う。

Rの効果時間が終わればあまり負ける要素がない。そのため耐えやすく、タイマン性能も底上げできるバリアがおすすめ。そうでなくてもワーウィックは自身の体力が減ってからが強いので、バリアはよく採用される。

3 一番序盤を強くできる選択肢。

4 普通はタイマン性能が恐ろしく高いルインドキングブレード(王剣)を選ぶが、ストライドブレイカーをおすすめする。

ストライドブレイカーを優先して選ぶ理由は2つあり、1つ目はアクティブ効果で敵のMS低下と自身のMS上昇が可能なのでモルデカイザーRの効果時間をやり過ごしやすくなること、2つ目はティアマット派生アイテムでプッシュ力が得られるためモルデカイザーQでCSタイミングなどを狙われる機会を減らせること、である。ロームが得意なので、プッシュした後に敵JGやMIDを狙いに行くこともできる。

それ以降は状況に応じて何を買っても良いが、タイマン重視のアイテムをおすすめする。

5 オールイントレードすることになるため、防御靴であるマーキュリーブーツを選ぶ。

リーライクリスタルセプターのスロウ効果へのカウンターとスキルドッジのしやすさを考えて、スイフトネスブーツを選ぶのもかなりありな選択肢。

マーキュリーブーツはMRが得られるのでモルデカイザーのダメージをカットできるが、モルデカイザーPでリーライクリスタルセプターのスロウ効果を継続的に付与されると、テナシティの意味がなくなる。(テナシティは効果時間を減らす。)

対してスイフトネスブーツはスロウ効果の効果量を減らすので、タイマンだけを考えるならこちらの方がクリセプ完成後は有効。敵の構成にCCが多ければマーキュリーブーツ、そうでなければスイフトネスブーツと使い分けても良いと思う。

※補足「効果時間と効果量の違い」

例:「100%のスロウ効果が10秒」の場合

マーキュリーブーツのテナシティ30%→100%のスロウ効果が7秒

スイフトネスブーツのスロウ低減25%75%のスロウ効果が10秒

6 終盤までタイマンはワーウィックが有利だが、レイトゲームまで行くとモルデカイザーの方が集団戦で役割を持ちやすい。

他にもワーウィックは回復阻害アイテムを買われると性能が低下するので、レイトゲームでは活躍しにくい。

ワーウィックのまとめ 殴り合っていれば勝てるので、あまり難しいことは考えなくて良い。AAをひたすら入れるタイプだし難しいスキルもなく操作難易度が低いので、特に初心者におすすめ。

ヴェイン

メレーキラーといえば?と聞かれた時に真っ先に名前が挙がる1体。

  1. キーストーンはリーサルテンポ
  2. サモナースペルはフラッシュ+イグゾースト
  3. スタートアイテムはドランブレード
  4. 初手はルインドキングブレード
  5. ブーツはバーサーカーブーツ
  6. レーン戦が簡単でレイトゲームも強い

1 ワーウィックの時とは違い、プレスアタックは十分選択肢に入ってくる。

好みで選んでも良いが、プレスアタックの方がレーン戦重視、リーサルテンポの方がスケール重視(集団戦重視)の選択と言える。どちらに重きを置きたいかで選んでもいいかもしれない。レーン戦は正直余裕なので、おすすめはリーサルテンポ。

2 イグゾーストはレーン戦重視の選択肢。一見守備的な選択肢に見えるが、気持ち的にはイグナイトを持つのと同じ感じである。

イグナイトやバリアでも良いのだけど、モルデカイザーRを耐えられるという側面もあるので、イグゾーストが最も強いと思う。正直R中でなければタイマンで負けることはないと思う。

自信があるなら集団戦重視でフラッシュ+ゴーストを選んでも良い。スケールはそちらの方が良い。

3 一番序盤を強くできる選択肢。

4 攻撃的な選択肢。ライフスティールがあるので少々モルデカイザーのスキルを喰らってしまってもなかったことにできる点も優秀。

他の選択肢としてトリニティフォースも良いと思うが、トリニティフォースは自身のMSが上がるのに対して、王剣は敵のMSを下げることができるという違いがある。ヴェインは機動力がそもそも高いので、王剣の方がソロキルを狙いやすい。一方トリニティフォースにも良いところがあり、体力が得られることでモルデカイザーR中に王剣よりも死にづらくなる。その点を重視したい場合はトリニティフォースもあり。

5 AAをたくさんするチャンピオンなのでバーサーカーブーツを選ぶ。ただそれだけの理由。

ワーウィックの時にお伝えしたように、スイフトネスブーツも有効。正直好みで選んで良い。

スイフトネスブーツの方がスキルを避けやすいので、バーサーカーブーツの方が上級者向けではあるが、どちらを選んでも有利なことは変わらない。

6 レーン戦はモルデカイザーがQ、Eを使った時に喰らいそうならヴェインQ、Eで避ける。隙を見てAAをコツコツ入れる。これだけで勝てる。距離感を間違えて近づかれてもヴェインEで距離が取れる保険付きなのでモルデカイザー側は本当に何もできない。ヴェイン側はガンクだけ警戒していれば良い。

集団戦はヴェイン側の構成にフロントが不在だと急に微妙になるが、ちゃんとした構成になっていればモルデカイザーよりもヴェインの方が強い。単純にレイトゲーム性能に差がありすぎるため、生きてダメージを出せればヴェインが勝つ。

ヴェインのまとめ レーン戦はあまりプレイヤースキルを求められないので、ある程度の初心者でも勝てると思うが、レンジトップなのでガンクケアと集団戦が難しい。上手く使えるならワーウィックよりもモルデカイザーをカウンターできるので、上級者にはヴェインの方がおすすめ。(上級者がこの記事を読んでいるかは疑問だが。)一応中級者くらいでも使えると思う。

ノクターン

あまり知られていないが、実はレーン戦でのタイマンがとても強いチャンピオン。

  1. キーストーンはリーサルテンポ
  2. サモナースペルはフラッシュ+テレポート
  3. スタートアイテムはドランブレード
  4. 初手はストライドブレイカー
  5. ブーツはマーキュリーブーツ
  6. 終盤までずっと勝てる

1 ワーウィックと同じ。

征服者やプレスアタックでもいいのだけど、ノクターン自身にAS上昇効果があるのでリーサルテンポと相性が良いし、最大値もおそらくリーサルテンポが一番強い。

2 テレポートが無難。

ヴェインと同じくイグゾーストを選んでも良いのだが、このチャンピオンJG以外だとマナがかなりきつい。マナを回復するためにテレポートを選んでいるのが半分、Rスキルと合わせてマップ中に影響を及ぼしやすいのがもう半分という感じだ。

3 一番序盤を強くできる選択肢。

4 こちらもワーウィックと同じ。王剣でも良いがストライドブレイカーがおすすめ。

マナがきついので、キルを得られてゴールドに余裕がある時は女神の涙を挟むのもあり。涙のスタックが貯まったらマナムネを買おう。

脅威アイテムを買うなどでタイマンが弱くなる方向に進まなければその後のビルドは何でも良いと思う。おすすめをあえて挙げるならステラックの籠手。

5 またまたこちらもワーウィックと同じ。

スイフトネスブーツでも良いが、ノクターンは自身のQスキルの上で殴り続けたいので、スキルドッジのスイフトネスブーツよりも防御靴のマーキュリーブーツの方が強い気がする。

6 レーン戦はレベル5までモルデカイザーQ、EをノクターンWで返す。レベル6からはモルデカイザーRをノクターンWで返す。モルデカイザーRを喰らってもノクターンQのMS増加で距離を取ったり、ノクターンEのフィアー効果で距離を取れるので大丈夫なのだけど、RスキルをWスキルで返せるというのはCDの面から考えるとかなりアドバンテージが得られる。ガンク合わせでRスキルを使われるのを対策できるというのも大きい。立ち回り的にノクターンはほぼワーウィックみたいな感じなのだけど、この点でノクターンの方が対モルデカイザーにおいては優れていると感じる。時間が経ってもタイマンはノクターンが有利。レーンで有利を取りきれたと思ったら敵のMIDやJGをノクターンRで襲いに行くと良い。

集団戦はノクターンの方が役割を持ちやすい。タイミングを見て敵キャリーにRスキルで飛びつくだけでモルデカイザーより仕事ができる。モルデカイザーが育っていればモルデカイザーの方が集団戦は強いと思うが、レーン戦でスノーボールさせずに腐らせているはずなので、モルデカイザーRを使ってもダメージ不足で敵を倒しきれない可能性が高く、そうなるとノクターンの方が強い。

レベル1からノクターンは強いので、試合を通してモルデカイザーに負ける時間が無いマッチアップ。

ノクターンのまとめ TOPでピックされる機会がそこまで多いチャンピオンではないのでLOLalyticsの統計上には出てこなかったが、初心者でも扱いやすいカウンターチャンピオンの中で最もモルデカイザーに強いのがノクターンではないかと思う

モルデカイザーに勝てなくて頭を悩ませているのなら、まずはこのチャンピオンから試してみてほしい。

終わりに

全チャンピオン共通のモルデカイザー戦のポイントについて簡単にまとめる。

1 撃ってくる回数が多いし、特に単体の場合は当てられると痛い。

発生が遅いおかげで避けやすいスキルではあるので、なるべく喰らわないようにしよう。

避けるためのコツとしては

・最大射程付近でうろうろしてスキルを撃たせる

・縦方向のスキルなので横方向(垂直)にステップを踏む

ことが有効だと思う。

2 初心者はモルデカイザーRをされたら逃げに徹してしまうことが多いと思うが、チャンピオンやビルドによってはR中でも普通に返り討ちにできる。ダメージを返さずに逃げに徹して一方的に殴らせてしまうと大きく体力不利になってしまうので、逃げるということは勝てなくなってから考えた方が良い。

3 モルデカイザーはスキルを避けられると本当にダメージが出ない。そのため、「モルデカイザーのスキルが届かない距離」と「モルデカイザーに密着する距離」を使い分けて、上手くスキルを避けながら戦っていくのが重要だ。

以上、モルデカイザーTOPの対策でした。

リクエストや感想などがあれば、コメントよろしくお願いします。

スポンサーリンク
未分類
Suiをフォローする
スポンサーリンク
League of Legends Punch ・ lolpunch(ろるぱんち)

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました